2026.08.01
体は環境に順応する
ブログ昨日、自由が丘のスタジオへ行くと、いつもは閉まっているはずの内側の扉が開いていました。
「どうしたのかな?」と思っていると、いつも気さくに声をかけてくださるFさんが、「今日、エアコンが壊れているみたい。中はサウナ状態だから、いつも以上に疲れるかもしれないわよ」と教えてくれました。
先週も天井の業務用エアコンの一台の調子が悪そうでしたが、今週はさらに故障が進んでしまったようです。修理を依頼しているものの、この時期は同じような故障が全国的に増えるため、なかなか対応が追いつかないとのことでした。
スタジオへ入った瞬間は、確かに思わず息苦しさを感じるほどの暑さ。それでも運動前にストレッチをしながら少しずつ体を慣らしていくと、不思議なことに、その暑さがそれほど気にならなくなっていきます。
もちろん、汗の量はいつも以上。それでも体を動かしたあとの爽快感は格別で、とても気持ちよく運動することができました。
ここ数年、夏の暑さは以前とは明らかに違ってきています。世界では2023年と2024年に観測史上最高レベルの平均気温を記録し、日本でも猛暑日や熱帯夜が珍しくない夏になりました。気象学者の間では、これまで「異常」と呼ばれていた暑さが、少しずつ「当たり前」になりつつあることへの懸念も示されています。
そんな変化は、日常生活の中でも実感します。
我が家のエアコンも、去年までは真夏でも27℃くらいで快適に過ごせていましたが、今年は23.5℃くらいに設定しないと暑く感じます。さらに、自転車で出かけて日陰に少し止めておいたつもりでも、数分後には車体が驚くほど熱くなっていて、「本当に短時間だったの?」と思うほどでした。
一方で、人の体には環境へ順応する力も備わっています。暑さに触れる日が続くと、汗をかく仕組みや血液の循環が少しずつ変化し、体温を上手に逃がせるようになる「暑熱順化」という働きが起こります。個人差はありますが、一般的には数日から2週間ほどかけて少しずつ暑さに適応していくといわれています。
だからといって無理は禁物ですが、適度に体を動かき、こまめな水分補給や十分な睡眠を心がけることは、この暑い夏を元気に過ごすための大切な準備になります。
今日から8月。
まだまだ厳しい暑さは続きそうですが、暑さをただ我慢するのではなく、自分の体の声に耳を傾けながら、少しずつ夏とうまく付き合っていきたいものです。
毎年訪れる夏だからこそ、「暑さに負けない体づくり」を意識することが、この季節を心地よく過ごす一番の近道なのかもしれません。



