2025.10.08
有明アリーナに響いた歓声の余韻
ブログ友人に誘われて、バレーボール男子のワールドチャレンジ エキシビジョンマッチを観戦するため、有明アリーナへ行ってきました。
ヨーロッパ王者で石川祐希選手が所属するペルージャと、高橋藍選手、小野寺選手、関田選手、小川選手など日本代表メンバーを多く擁するサントリーサンバース大阪との対戦。まるで日本代表とイタリア代表の試合を見ているかのようで、最初から胸が高鳴りました。
チケットは即完売。諦めかけていたところに追加販売の見切り席が発表され、一人一枚までの申込みに友人とそれぞれ挑戦すると、運良く二人とも当選してラッキー☆彡
再販されたのは、見切り席なので、その言葉から「見づらいかもしれない」と覚悟していましたが、実際に案内されたのはモニターを操作するブースのすぐ後ろ、2階席の最前列。コート全体がよく見渡せる上に、テレビ中継用の映像もモニターで同時に見られるという最高の環境でした。
試合はペルージャが石川選手を先発に送り出してスタート。しかし来日直後でまだ体が慣れていなかったのか、序盤はサントリーが主導権を握り、スパイクもブロックもリズムよく決まっていきます。スコアは一時15–7。
会場中がサントリーの勢いに沸き、日本チームがそのまま25–20で第1セットを先取。それでもペルージャは終盤にしっかり立て直し、さすが王者という粘りで第2セットへの流れを掴みました。
そこからは互いの意地がぶつかるような展開。石川選手の勝負強さが光り、ペルージャが第2・第3セットを連取。第4セットでも勢いを維持し、最終的には3–1でペルージャの勝利。ラリーが続くたびに客席から歓声があがり、まるで空気が震えるような迫力でした。
試合が終わったあとも、観客の熱気はすぐには冷めません。1万4000人のファンが詰めかけた会場から駅までの道は人の波で、ゆりかもめに乗るのにも少し時間がかかりました。
でも、その疲れさえ心地よく感じるほど、胸の中はまだ試合の余韻でいっぱい。コートに立つ選手たちの表情、瞬間ごとの集中、そして歓喜の笑顔――すべてがまぶしく、ただ「スポーツってやっぱりいいな」としみじみ感じながら帰路につきました。



