2026.04.12
ソウルから届いた熱
ブログ9日、韓国・ソウルからついに始まったBTSのワールドツアー。胸を高鳴らせながら東京ドーム公演のチケット争奪戦に何度も挑み続けたものの、結果は無情にも落選続き。それでも諦めきれず、せめて映画館で同じ時間を共有したいとライブビューイングに応募したところ、11日と17日の両日をしっかり手にすることができた瞬間、一気に気持ちが弾みました。
そして迎えた昨日、ソウル公演のライブビューイング。友人と向かったバルト9で体験したのは、想像していた以上に“距離の近いライブ”でした。韓国語のまま進むと思いきや、画面には自然に翻訳が差し込まれ、メンバーの言葉がそのまま心に届く。その工夫のおかげで、まるで同じ空間にいるかのような感覚が生まれていきます。
ステージは新しいアルバムの楽曲を軸にしながら、往年のヒット曲が絶妙に織り込まれ、2時間半が一気に駆け抜けていく。メンバー自身が楽しみ、その熱が観客へと伝播していく流れが見事で、完成度の高さに思わず引き込まれました。
スクリーンにメンバーの姿が大きく映し出されるたび、会場はどよめきと歓声に包まれ、アミボムの光が揺れるたびに一体感がどんどん膨らんでいく。その空気の中に身を置いているだけで、自然と体が前のめりになるような高揚感がありました。
これまでの光化門での無料ライブでは、海外の大規模イベントを手がける演出家による洗練された世界観が際立っていましたが、今回はまったく違うベクトル。広大な空間に広がる360度の開放ステージは、まさに体力勝負ともいえるダイナミックさで、メンバーがステージを駆け巡るたび、その運動量の凄まじさが伝わってきます。
その影響もあってか、代表曲のダンスが封印され、歌に集中したパフォーマンスが多かったのは少しだけ惜しいところ。隣にいた友人も「すごく良かったけれど、もう少し踊ってほしかった」とぽつりと漏らしていたのが印象に残っています。
それでも、最後にはやはり「さすが」と思わせる力がある。どんな形でも観る者を惹き込み、満足感で満たしてしまうステージに、改めてその存在の大きさを感じながら、余韻の中で深く頷いていました。



