2022.05.12
モチベーションを保つには

ダイエットに取り組む際にモチベーションが続かなくて悩んでいたり、あるいはモチベーションに左右されて行動にムラが出たりという経験があるという話をよく聞きます。
モチベーションはモノゴトの捉え方に大きく影響するという特徴をもっているので、効果的な向き合い方を学ぶ必要があり、発達心理学者の話だと『なぜその課題をクリアするのか』という理由づけに着目した研究結果を見つけました。
自分の課題に対してモチベーションを維持するのが難しい人と粘り強く取り組む人とでは、目標に対する捉え方に違いがあるそうです。
ダイエットのモチベーションが揺らぐ人たちは、
『本当に痩せられるのか』
と考えて、数字だけを気にする傾向があり、数字がモチベーションになっているので下がらなければ頑張れないし、やる気も無くなります。
モチベーションを保ちながら粘り強く取り組める人は
『その課題をクリアすることで、自分は何を学べるか』
という経験プロセスから得られる”学び”に意識が向いています。
つまり”結果”ばかりに意識を向けるよりも、取り組むことによる意味や意義を明らかにして”学び”に注目すると目標との向き合い方や意識的な選択が可能になるということ。
結果に一喜一憂して悩みがちですが、自己成長を感じながら取り組むことがとても大事。すると少しづつでも自分の変化に気づきやすくなり、課題に対しても対処の仕方やアイデアが浮かびやすくなると思います。
結果は最終的なところで見ていけばいいので、目指すは日々の生活に隠れている理想と現実のギャップを埋めることに注目してみることですね。