2022.07.03
幸せホルモンを増やす

今研究で薬を使うのではなく、ナチュラルな方法でホルモンを増やせることもわかってきていて、アンチエイジングの最新情報も聞けました。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンは脳からの指令によって卵巣から分泌されるという話を聞いたことがありますよね。更年期になると、卵巣機能の低下によってエストロゲンの分泌が急激に減少し、自律神経の乱れや心身の不調の原因を引き起こすことも。
ホルモンの乱れと上手につき合うためには、幸せホルモンと言われるオキシトシンやセロトニンを意識的に増やして日頃のストレスを和らげることが大事です。
セロトニンは不安やストレスを和らげて精神を安定させてくれるもの。オキシトシンは幸福感や楽しさをもたらす働きがあります。
セロトニンがそれだけで分泌できるのに対して、オキシトシンは子宮に受容体が多くあり、女性ホルモンであるエストロゲンとの関係が深いそう。エストロゲンの減少によって肌のバリヤ機能も失われるようですよ。
いずれにせよ、ホルモンの低下によってイライラや不安、怒りが増えて感情が不安定になりやすいので意識的に増やす方法を探していく必要があります。その増やす方法の一つに太陽の光を浴びることがあげられていました。
朝日を浴びると自律神経が整うのはホルモンの安定が影響しているとのこと。よく言われる適度な運動は、体への刺激によってホルモン分泌を促進させてくれるのです。
筋肉を動かすということはホルモン分泌を助けるということになるので、やはり積極的に動くことは大事ですね。そしてグルーミングと言われる自分を労わったり、五感を楽しませたりすることも幸せホルモンを増やす一つだそうです。
五感への刺激としては嗅覚に影響するのがアロマオイル。ラベンダーオイルの成分自体にオキシトシンを分泌させる作用があるとか。
また、スローテンポな音楽を聴いたり歌を歌ったりすることでセロトニンの分泌につながります。さらに効果があるのはマッサージ。
自分の体に触れることでホルモン値は上がりやすいようで、これはエビデンスも出ています。もちろん自分が心地よいと思える肌触りのものに触れるだけでも効果があるよう。
好きなものや人、見て心地よくなるようなことでオキシトシン分泌の活性化に繋がるようなので、お気に入りに囲まれた生活はそれだけで幸せホルモンを増やしているということになります。
ぜひ身の回りはお気に入りでかためてみてください。