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2025.12.08

変わる勇気が育つとき

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私たちの脳は、いままでと違う行動を選ぶことを本能的にリスクととらえ、避けようとします。変わることに不快感を覚えてしまうのは、ある意味で自然な反応かもしれません。だからこそ、新しい一歩にはいつも勇気が必要になるという話を、先日のビジネスセミナーで聞きました。

そこでは「全体の一割だけが冒険し、実際に行動を起こす」と語られていましたが、さらに興味深かったのは、行動を起こすだけでなく、それを続ける人が本当の意味で変わっていくという点でした。もし100人のうち10人が行動したとして、そのなかで継続できるのはまたその一割、つまりたった1人。成功する人が少ない理由に、静かに納得してしまいます。

夢を抱く段階は希望が満ちていて、ワクワクした気持ちが広がります。夢を見るだけなら心地よく、そこで足を止めてしまいたくなる瞬間もあるでしょう。願っているだけで引き寄せられたら最高だと思うのも自然な感情です。けれど、一歩踏み出した先で出会うのは、期待よりもむしろ現実のほうが多いのかもしれません。

英語を学ぼうと決めた途端、難しさにぶつかり、先生の言葉が聞き取れず、言いたいことも表現できず、進歩も実感できないという壁に息が詰まりそうになる。筋トレなら、辛さや面倒くささが先に立ち、思うほど痩せないし、筋肉もすぐにはつかない。とにかく疲れる。それが正直な現実です。せっかく勇気を出して行動した一割の仲間に入ったとしても、そこで心が折れてしまう人が多いのは不思議ではありません。

一方で、周りの成功している人たちはいつも楽しそうで、軽やかに変化を続けているように見えます。ビジネスも起業も、どこか輝いて見えるかもしれません。でも、その裏側では、迷いながらも前に進み、苦しみや不安を抱えながら努力を重ね、心が折れそうになってもまた立ち上がり、眠くても疲れていても、時に酔っていても、もう一度リングに上がるように挑戦を繰り返しているのだと思います。そして、その過程には確かに喜びもあって、一度喜びを受け取ってもそこで満足せず、また次の挑戦に向かっていく。その積み重ねが、変化を形づくっていきます。

変わりたいと願うなら、行動だけでなく、その土台となる考え方や心の向け方にも意識を向けていく必要があります。変化のための勇気は、その両方がそろって初めて育っていくのだと感じています。


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