2026.02.07
眠りと気分は、やさしくつながっている
ブログよく眠れた日は、気分も軽やかで、1日を心地よく過ごせることが多いものです。反対に、あまり眠れなかった翌日は、なんとなく気分が晴れず、いつもより疲れやすかったり、気持ちが沈みがちになったりすることもあります。きっと、多くの方が一度は経験したことのある感覚ではないでしょうか。
このような感覚は、決して「気のせい」ではないそうです。近年の心理学や睡眠科学の研究では、睡眠と気分は一方通行の関係ではなく、お互いに影響し合う関係にあることがわかっているそう。そんな興味深いお話を、今日ainaHAIRに来店された、睡眠研究をされている大学教授のK様が教えてくださいました。
よく眠れた翌日は、前向きな気持ちや落ち着きが自然と生まれやすくなります。一方で、日中に不安やイライラが強く続くと、その夜の眠りの質が下がりやすくなることも知られています。つまり、睡眠が気分に影響し、気分もまた睡眠に影響を与えているという、やさしい循環のような関係があるのです。
この背景には、脳や自律神経の働きが関係していて、睡眠不足が続くと、感情を整える脳の機能が低下し、ちょっとした出来事にも敏感に反応しやすくなります。また、ストレスや不安を抱えた状態では交感神経が優位になり、身体がなかなか「休むモード」に切り替わらず、寝つきや眠りの深さにも影響が出てしまいます。
だからこそ大切なのは、「睡眠だけを何とかしよう」「気分だけをどうにかしよう」と切り分けて考えすぎないこと。もし眠れなかった日があったとしても、完璧な睡眠を取り戻そうと力むより、軽く身体を動かしたり、自然に触れたり、気の合う人と穏やかな時間を過ごしたりと、日中の気分をやさしく整える行動を意識してみてください。
反対に、気分が落ち込みがちな日には、少し早めに布団に入る、寝る前の刺激を減らすなど、睡眠環境を整えてあげることが心の回復につながります。
どちらか一方を整えることは、もう一方をそっと支えることでもあります。睡眠と気分の関係を味方につけながら、毎日を少しでも心地よく過ごしていけたら素敵ですね。



