2026.03.11
あの日から15年
ブログ3月11日。あの日から15年という年月が経ちました。いろいろな人から「震災をきっかけに、意識が変わった」という話を聞くことがあります。
命に確実性はないということを実感して、生き方を見直した人もいるでしょう。東日本大震災では、命半ばで亡くなった人が2万人以上いました。人間だけではなく、可愛いペットも、赤ちゃんも、家畜たちも、命という命が一気に津波に奪われた日。
遠い場所で起きた出来事のようでいて、本当は誰にとっても他人事ではありません。自然は、時に人間の想像をはるかに超える力を見せます。そして、その前では、私たちの毎日は決して当然のものではないということを思い知らされます。
いつ来るかわからない「リセットボタン」が押されたとき、後悔だけが残るような生き方はしたくない。そんなことを思い巡らせたとき、今ここにある日常が、急に違って見えてきます。
朝、目が覚めること。
誰かと他愛もない会話をすること。
好きなものを食べたり、笑ったりできること。
普段は当たり前に思っていることも、本当はとても貴重な時間の積み重ねなのかもしれません。
「小さな幸せ」という言葉がありますが、改めて考えると、それは決して小さなものではないのだと思います。何気ない日常こそが、実はとても大きな贈り物なのだと、こういう節目に静かに思い出します。
だからこそ、当たり前のように過ぎていく時間の中に、確かにある幸せを見逃さないでいたいと思います。あの日を忘れないということは、特別なことをすることではなく、こうして与えられている「今日」を大切に生きることなのだと思います。



