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2025.06.19

人はいつも巡り合っている

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真夏のような陽射しにぐったりする日が続いています。「寝ても疲れがとれない」とこぼす友人の声に、みんな無理してるんだな、と感じることが増えました。

彼女の職場でも若い社員が体調不良で休むことが相次ぎ、業務のしわ寄せで余計に疲れてしまっている様子。私自身も予定が立て込む時期なので、プライベートを少しずつ後ろ倒しにしながら、なんとか調整を重ねています。それでも新しい予定は次々に入ってきて、来月のスケジュールにももう影響が出始めています。

年の初めに、「7月は動きの多い月になる」と言われていたのですが、どうやらその言葉どおりの流れになりそうです。日常の中で、自然と移動や変化が増えているのを感じます。

そんな中で、通っているダンススタジオの仲間が、今月いっぱいで退会すると知らされました。ダンス仲間としては特別に親しいというほどでもなかったけれど、会えば自然に会話がはずみ、帰り道を笑いながら歩くような間柄でした。

その人がいなくなるというだけで、スタジオの景色が少しだけ違って見える。それは、人との関係がただの「一緒にいること」ではなく、「空気に色を加えること」なのだと気づかされるような気がします。それほど深く付き合っていたわけではないのに、思った以上に寂しさを感じた自分に、少し驚いたくらいです。

彼女が選んだのは、別の趣味であるテニス。どうやらお気に入りの先生のレッスンとダンスの曜日が重なってしまい、ダンスを手放す決断をしたようです。その選択は、きっと彼女にとって自然で正直なものだったのでしょう。

人との出会いや別れについて、よく「縁起(えんぎ)」という言葉が使われます。すべての出来事は、縁によって生まれるという仏教の教えです。出会いも別れも、偶然ではなく、過去の因と今の縁によってもたらされた必然だという考え方。

彼女と初めて話したのは、スタジオへ向かう際に偶然乗り合わせた電車の中でした。たまたま隣に座っただけのはずが、そこから自然に会話が始まり、気づけば一緒に笑っているような間柄になっていたのです。だからこそ、別れのときも、無理に縁を引き留めるのではなく、感謝とともに見送るのがいいのかもしれません。

ご縁というのは、不思議なものです。深い付き合いでなくても、日常の中にほんの少し彩りを与えてくれて、人と人との関係は、いつでも流動的です。

固めようとするほどに、かえってこぼれていくこともあり、それよりも、その時その時の関係性のあたたかさや心地よさを、しっかり味わうことのほうが、ずっと大切なのかもしれません。

もしまたどこかで出会うことがあれば、それは新しい「今」としての縁。再会を願う気持ちはあっても、そのことに執着せず、またどこかでつながることがあれば、嬉しいこと。無理に追わず、ただ静かに次の出会いを待とうと思います。


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