2025.08.21
クレートはふたりのお気に入り
ファミリー休日になると、kouseiさんがクレートにシェリとティノを入れて移動するのが恒例です。使い終わったクレートを洗って玄関に置いておくと、決まってシェリがすぐに入り込み、気持ちよさそうに丸くなって眠ります。
パピーの頃、保育園でのお昼寝もクレートの中だったせいか、その小さな空間に入ると不思議な安心感がよみがえるのでしょう。いつもより深く眠り込んでいる姿を見ていると、その場所が彼女にとって特別な隠れ家であることが伝わってきます。
そんなシェリを見届けるように、ティノがそっと近づいていき、しばらくするとシェリが自然にクレートを出て、今度はティノが中に入り、両手をなめて顔を洗い始めます。これは彼の「眠る前の支度」。
小柄ながらも自分の世界をしっかり持っているティノの姿勢は、力ではシェリにかなわなくても、心の強さでは負けていないことを感じさせます。穏やかに譲るシェリと、堂々と振る舞うティノ。二匹の対比は、見ているこちらまで心を和ませてくれるのですよね。
夜の散歩は、日中の熱気が落ち着いた頃を狙って出かけます。とはいえ、21時を過ぎても気温はまだ30度近く。アスファルトから立ちのぼる熱が足元にまとわりつきますが、完全に暗くなると時折吹く風がそれをやわらげ、頬に触れるたびに涼しさを運んできてくれます。
耳を澄ませば、草むらの奥からスズムシの澄んだ音色。湿気の残る空気の中にかすかな秋の匂いも混ざり、夏の名残を抱きながら次の季節へ向かう夜道を歩いているのだと感じます。
シェリとティノが並んで進むその姿に、暑さを忘れてつい足取りも軽くなり、今日も穏やかな気持ちで一日を終えることができました。



