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2025.09.07

承認欲求と幸福の関係を考える

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人は生まれたときからひとりの存在でありながら、なぜ周囲の目を気にするようになるのでしょうか。

特に日本では、自分の意見を率直に言うことよりも、調和を大切にし、空気を読むことを重んじる文化が根づいています。そのため、他人の視線や評価を気にしやすい傾向があるのかもしれません。

子どもが育つ過程を振り返ってみると、その背景がよくわかります。褒めて育てるという教育方針は一般的に良いものとされますが、同時に「褒められることで価値がある」という感覚を植えつけてしまうこともあります。

つまり、幼いころから自分の存在価値を他人の承認にゆだねてしまうのです。この承認欲求は誰にでも備わっているものですが、強くなりすぎると他人の反応ばかりに心を振り回され、自分らしさを表現できなくなってしまいます。

誰かに違う意見を示されるだけで不安になったり、自分の考えを口にすることが怖くなったりする人もいるかもしれません。けれども、歴史に名を残すような人物の多くは、他人の評価に左右されることなく、信じる道を堂々と歩んできました。承認されるために生きるのではなく、自分の人生を生きることこそが大切なのです。

せっかく「自分」という唯一の存在として生まれたのに、他人のレールに従いすぎたり、自分のハンドルを他人に渡してしまったりすれば、人生は窮屈になってしまいます。やりたいことがあるのに、周囲の目を理由に心の奥にしまい込んでいないでしょうか。

もちろん、人は他者とのつながりの中で生きているものですが、そのつながりに依存しすぎず、適度な距離を保ちながら自分の望むことを実践していくほうが、ずっと自由で心地よい関係を築けるはずです。

承認欲求を持つこと自体は自然なことです。ただし、それに振り回されすぎると自分の人生が小さくまとまってしまうので、他人の目を気にせず、自分らしく歩んでいけたなら、それこそが本当の幸福につながるのではないでしょうか。


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