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2025.09.23

変わることと、そのままでいること

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ainaHAIRからの帰り道、自転車を漕いでいると、半袖の腕にひやりとした空気が触れました。夏の30℃を超える暑さに慣れてしまった体は、ほんの少しの冷えにも敏感になっているようです。

今年の残暑は10月まで続き、そのあとは一気に冬の寒さが訪れると聞きます。冷え性を自覚している人はもちろん、これまで冷えを意識していなかった人も「冷え」に悩む季節になるのかもしれません。

だからこそ、去年と同じ感覚で過ごすのではなく、今年の自分に合わせた工夫をしていくことが大切になるのでしょう。

「がんばれ」と声をかけられたとき、人はどんな気持ちになるでしょうか。スポーツ選手のように前向きに受け止めて力を得る人もいれば、その響きが重荷となって心を疲れさせてしまう人もいます。

「がんばれ」が「足りないからもっと努力を」という義務の言葉に聞こえてしまう人にとっては、完璧を求める気持ちがさらに強まり、自分を追い込んでしまう危うさがあるのです。そんな人には「そのままでいいよ」「無理しなくていい」という声のほうが、きっと心に届くでしょう。

けれど、多くの場合「がんばれ」は応援の響きを帯びています。「あなたを信じている」という支えの声として届き、過去の成功体験と結びついてやる気を呼び起こす人も少なくありません。

そうして分泌されるのは、やる気を司るドーパミン。言葉そのものより、その言葉にどんな意味を与えるかによって、人の心は動かされていくのです。

一時期流行した「ありのままで」という言葉も、必要なときには大きな救いになります。ただ、人生の質を高めるには変化も欠かせません。私は「ありのまま」よりも「変わろうよ」と伝えたいと思うのです。

ありのままでいいのは、自分の中にある良さや強み、資質。けれど、変えた方がいい部分は勇気をもって変えていく。その積み重ねが、人生を豊かにしていくのだと思います。

「人生、死ぬまで勉強」という言葉がありますが、私には「人生、死ぬまで成長」と響きます。クラスの生徒さんからも「習慣化がなかなか難しい」という声を聞くことがあります。けれど習慣は、最初の一歩を意識的に積み重ねることでしか生まれません。

資格の勉強でも、運動でも、どんなことでも、最初は力を込めて継続することが大事。やがてそれは当たり前になり、がんばっているという感覚さえ消えていきます。

だからこそ、最初のがんばりは未来の自分を支えるエネルギーになります。少し寒さを感じながら走った帰り道の風のように、今の努力は確かに体に染み込み、やがて自然な温かさに変わっていくのだと思います。


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