2025.11.04
相手の世界に、そっと寄り添う
ブログ人と話しているとき、つい「何を話そうか」「どう答えようか」と考えてしまうことがあります。でも本当は、うまく話すことよりも「どう聴くか」の方が、ずっと大切なのかもしれません。
相手の言葉を聞いているようで、頭の中では自分の意見を整理していたり、「それは違うんじゃないかな」と心の中で反応していたり。誰にでもそんな瞬間がありますよね。でも、傾聴とはそうした自分の声を少し静かにして、相手の中にある想いを感じ取ろうとすること。言葉の意味だけでなく、その奥にある気持ちや背景に意識を向けてみると、不思議と相手の表情や話し方の中に、たくさんのサインが見えてきます。
共感するというのは、相手の気持ちを丸ごと背負うことではありません。「あなたがそう感じるのもわかる・・・」と、その人の立場に立って想像してみる。すると、相手の世界が少しだけ見えてきて、自分の心にも温かい余白が生まれます。
Slim Clubでも、言葉の奥にあるその人の想いを感じるように心がけています。自分の思っていることを口に出していくと、話したことで人は少しずつ安心を取り戻したりすることも。アドバイスも大事ですが、ただ話を聞いて寄り添うだけでも心の整理を助けることになります。
共感や傾聴は、特別なスキルというより、日常の中で少し意識を向けるだけで育っていく力でもあります。家族との会話や友人とのやりとりでも、「この人はどんな気持ちで話しているんだろう?」と考えることから始まり、そこから人とのつながりがやわらかくなったり、自分の中の優しさにも気づけるようになります。
人を理解しようとすることは、自分を理解することにもつながっているとしたら、誰かの話に心を傾けながら私たち自身もまた、少しずつ豊かになっていくのかもしれませんね。



