2026.02.12
心をひらくという選択
ブログ「寛容でありたい」と、誰もが一度は思うのではないでしょうか。けれど現実には、ちょっとした言葉にイライラしてしまったり、些細な出来事に心が揺れたりします。誰かの態度にざわつきを覚えたり、思い通りにいかない状況に落ち込んだりすることもあるでしょう。自分とは異なる価値観に触れたとき、もう少し心に余裕があればと感じる瞬間も少なくありません。
寛容さは、自分を大切にしながら周囲の世界とより良く関わるための、大切な力。イライラや不安が和らぐことで落ち着きを保ちやすくなり、相手の話に耳を傾け、状況を冷静に観察できるようになり、その結果、不要な衝突は減り穏やかな関係が育まれていくでしょう。
では、寛容であるとはどういうことなのでしょうか。それは相手を正すことを急ぐのではなく、まず理解しようとする姿勢を選ぶこと。違いを安易に否定せず、「そういう見方もあるのだ」と心を開くこと。そして他者だけでなく、自分自身にも同じまなざしを向けることです。
寛容さを身につけるためには、まず心の中の言葉に気づくことが大切。批判したくなったとき、すぐに言葉や態度に表すのではなく、ほんの少し立ち止まり、深く呼吸をしてみる。そのわずかな間が、自分を取り戻す余白になります。
そして「自分はどうありたいのか」と静かに問い直してみる。それぞれに物事の見方や考え方、立場や生き方の違いがあるという事実を認め、受け入れていく姿勢を育てていくことです。
そうした小さな実践の積み重ねが、心の開放性を高め、やがて自然な寛容さへとつながっていきます。寛容さとは、自分と自分を取り巻く世界との調和を図りながら、ともに創り、ともに生きていくための静かな力なのかもしれません。



