2026.04.03
気づかない疲れのサイン
ブログ新年度を迎えて、生活に変化を感じている方も多いかもしれません。今週のクラスでも、そんなお話をシェアしてくださる生徒さんが多くいらっしゃいました。
この時期は、気づかないうちにストレスが積み重なりやすく、体調も崩れやすくなります。その背景のひとつにあるのが、気候の変化。季節の変わり目は気温が不安定になりやすく、それにともなって自律神経も揺らぎやすくなります。
そこに加えて、新しい職場や学校など慣れない環境に適応しようとすることで、自然と周囲への気遣いも増え、心と体の両方に負荷がかかりやすくなっていきます。
こうした状態はとても自然なものですが、少し注意したいのは、変化の最中にいるとストレスを自覚しにくいという点です。緊張していたり、目の前のことに集中しているときほど、しんどさに気づきにくくなり、そのまま過ごしているうちにエネルギーは少しずつ消耗し、気づいたときには不調として現れてしまうこともあったりして。
だからこそ大切になるのが、意識して身体の回復を促すこと。ストレスがかかっているときは、睡眠が短くなったり、手軽な炭水化物中心の食事に偏りやすくなりますが、こうした習慣は回復を妨げてしまいます。
7〜8時間ほどの睡眠を確保したり、胃を休めるようなやさしい食事を心がけることで、ストレスに向き合うための土台となる体力を整えることができます。そして何より大切なのは、自分自身をいたわる姿勢です。
新しいことに向き合うときは、思うようにいかないことも増えていきますが、そんなときに自分を責めるのではなく、「慣れるには時間がかかるもの」と少し視点をやわらかく持ち直してあげることが、心を守ることにつながります。
こうした自分への思いやりは「セルフコンパッション」と呼ばれ、不安や悩みをひとりで抱え込まないための大切な考え方でもあります。誰かに話すことで、思いがけない気づきが得られることもありますし、実際にクラスでも「話しているうちに気持ちが楽になりました」とおっしゃる方がいらっしゃいました。
具体的な解決策が見つからなくても、ただ話を聞いてもらうだけで、心は少しずつ落ち着いていくものです。
このように年度の変わり目は、知らないうちにストレスが積み重なりやすい時期でもあります。もし「なんとなくしんどいな」と感じることがあれば、それは無理をしすぎているサインかもしれません。
そんなときは頑張ろうとするよりも、あえて立ち止まり、回復のための時間を意識してつくってみてください。



