幸せ論
自分の中で幸せの基準ってあると思うのですが、幸せハードルが低い人にとってみると毎日ご飯が食べれる事だったり、雨風を防げる家がある事に幸せを感じたり、朝から晴れた日で気分がよいことを幸せに感じるかもしれませんね。
心理学の世界で持続的幸福感を生み出すための方法として『12の行動習慣』があるのですが
1.感謝の気持ちを表す
※自分に対して、家族に対して、周りの環境に対して『ありがとう』を言う口ぐせをもつといいですね。自分への感謝の気持ちは鏡を前に言うといいです。
2.楽観的になる
※起こってしまった出来事は過去です。過去と他人は変えることはできませんが未来と自分は変えることはできます。他人を変えようとするのではなく、未来の自分を変える、という姿勢を貫くことです。
3.考えすぎず、他人と比較しない
※人は特に相手がそう思っているのではないか・・・と解釈してしまいがち。
相手を思う気持ちも大事ですがそれよりも自分がどう思っているのかを明らかにして相手に伝えることの方が重要です。他人は目安になりますし、目標にすることはいいと思います。しかし、自分の劣っているところにばかり目を向けてしまうといいところや伸ばせるところを見失いがち。比較しすぎるといつまでたっても自分は誰よりも劣った人でしかありません。個性をもっと見極めましょう。
4.親切にする
※相手に対する思いやりは結果的に自分を癒すことにもつながります。
どんな時も自分がしてほしいことを相手にしてあげられる人を目指しましょう。
5.人間関係を育てる
※コミュニケーションは何も飲み会でなくても育むことはできます。
相手の望みを叶える、というスタンスをもって接することと『私にできる事は 何でもするから相談してね』と言うだけでも相手にとって心強いもの。
これは自分の子供に対してもこういった声かけは大事になります。
6.ストレスや悩みの対抗策を考える
※今自分が嫌なこと、気になること、改善したいことをテーマに解決策を考えておくことはそれに対して行動を起こすキッカケにつながります。
7.人を許す
※許せない人がいるならばその人を許せるには自分に何ができるかを考えてみましょう。
相手はその人の価値観があり、その基準を元に行動しているので自分とは全く違う人間なのです。こんな時、常識は自分の中だけのものではなく人それぞれの常識が存在することを知ることになります。自分とは違う新人類(別次元の人)だと理解しましょう。
反面教師にすることもできるし、自分が感じたように同じ思いをする人がいることを発見できたという学びにしましょう。
8.熱中できる活動を増やす
※夢中に取り組むことが1つでもあるとこれこそがストレス解消になります。
自分にとってのメリットが生まれる活動をやることで未来へのビジョンも広がり生きる楽しみがふえます。
9.人生の喜びを深く味わう
※喜びを感じることがどんなことかを一度整理してみましょう。感情に浸ることは心をキラキラさせることにもなりますのでワクワクする事を見つけることが大事です。
10.目標達成に全力を尽くす
※目指すものがあるとそこに向かって集中することもできます。目標を決めてそこに向かうということを常にしていると気がついたらいつも成功体験を手にしていることになっています。
11.内面的なものを大切にする
※自分の心が望んでいることを常に問いかけて何を感じてどうしたいのかをセルフカウンセリングしましょう。
12.身体を大切にする
※健康がすべててではないが健康を失うとすべてを失う・・・やはり身体が健康だからより幸せな世界は広がりをみせるもの。身体がやはり資本なのです。
私たちは、誰もが幸せになる力を内側に持っています。
その力に気づき、意識して実践するよう心掛けたいものですね。
しあわせはいつもじぶんのこころがきめるもの by相田みつお