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2021.05.13

選択と幸せの関係

人生は選択の連続だと言われますが、私たちは常に日常的に選択をしています。”選択”という行為は人生の幸福感を感じるための重要な要素の一つ。

科学的研究でも明らかになっていて、日本においても2万人のデータを分析すると、”選択の自由”が幸福感に影響をもたらしているという研究結果が出ています。

ただ別の研究では、選択そのものというより”選択や決断する際の態度”が大きな影響をもつということを指摘しています。

たとえば、『日常生活の中で選んでいるものは何ですか?』このように質問されたら、あなたは何て答えるでしょうか。普段は意識していないけれど、あえて選択しているということを考えることで自分の特徴も見えてきます。

物質的なモノ、時間、行動や振る舞い、人間関係、見方・考え方
これらの選択の在り方が幸福度に関係しているようですね。

”選択の在り方” に対して幸福度が関係しているという考え方ですが、大まかに言うとマキシマイザー(最高志向者)とサティスファイザー(満足思志向者)という二つに分かれています。

では下記の項目の中でいくつ自分に当てはまりますか?ぜひ数えてみてください。

➀よく考えて買ったはずなのに買った後で後悔することが多い。
➁商品を購入した後で、類似する別の商品が気になる。
➂手紙やメールの文章を書く時には下書きをして何度も書き直す。
➃最高のものを得るためには妥協しない。
➄今とは違う人生を送っている自分を想像することがよくある。
➅何かを選ぶときには思いつく限りの選択基準に当てはめてみる。
➆買い物をするときには、妥協はしない。
➇ランキング情報が大好き。
➈テレビのチャンネルをよく変える。
➉レストランのメニューは、とりあえず全てのページに目を通す。

これらの項目の中で多ければ多いほど最高のもの(マキシマイザー)を選択しようとしているということであり、自分の特性や在り方に関わってきます。

マキシマイザーはサティスファイザーに比べて、生活満足度が低く幸福度も低くなります。さらには楽観度が下がるのに、憂鬱度が上がる・・・という傾向があったりして。

最高のものを追究するというのは良いように思われがちですが、完璧を求めてしまいがち。一つ上手くいかないと全部上手くいかないと思ってしまうこともあります。

時間や労力、費用もかかるかもしれません。そして何よりも、今の社会では新しいものが次から次へと出てくるので、追いかけても追いかけてもキリがない。

自己決定は幸福度に影響することを考えると、基準としては自分にとって満足できるポイントがあるかどうか。選択をするときにはサティスファイザー(満足志向)で他人目線ではなく、自らがどう思うのかによって物事を選んだ方が幸せ度が高いようですね。

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