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2021.09.03

日本のコロナ水際対策

日本人でニューヨーク在住の知人がプライベートで日本に帰国されていて、コロナ水際対策についてシェアしてくれました。

日本へ入国すると厚生労働省が作ったアプリを使い、下記の3つを行います。
・健康状態の報告(一日一回)
・現在地報告(一日に数回)
・ビデオ通話(一日一回)

これらのうち、現在地確認やビデオ通話に関してはタイムリーに回答できないとのこと。それはスマホをじーっと見ていないとできないそう。特にビデオ通話はすぐに反応しなければ切れてしまい、こちらからかけ直すことができない状態。

こういった報告を真面目にやらない人が多いとニュースなどでも問題になっているようですが、真面目にやっていないのではなくタイミングが合わない人が多く含まれるようです。

何かやっている時に、即座に対応するのってとても難しい。電話がかかってきても後から気づいたりすることもあるかもしれません。

検疫の係員たちが決められたことをこなそうとしているけれど、少人数の人陰で大多数の人々の管理するのにはやはり無理があるのですよね・・・。

今朝のニュースで新しいことをスタートすると、必ずミスは起こるものだけどそれを批難するのではなくもっと協力的にやってもらえるような仕組みをつくり、切り替えていくことが実は最も大事だという話がされていました。

問題が起こった時に、対処していると遅いので最悪の事態を想定した方法を考えておかないと、何か起こってから対処していては遅いのです。

渋谷の若者向けの予約不要接種会場もスタート時は長蛇の列で2000人以上並んで結局接種できたのは260名ちょっと。しかし翌日にはすぐに抽選に切り替え、抽選のために並ぶ人がでてきたので、またすぐに抽選はネットのみでの抽選にという形に調整されています。

これも対処の早さを考えると、問題が起こることを想定したプランがあったのではないかと思ったりして。

まだまだ明治通り沿いを救急車がサイレンを鳴らして走っている音が一日に数回聞こえてきますが、ainaHAIRのお客様も聞くとほとんどの方がワクチン接種が終わった状態で来店されています。新規感染者が東京は減ってきているし、少しづつでも良い方向へ向かっていることを望みます。

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