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2022.12.26

本当の意味での投影

よく”相手は鏡” または”投影”という言い方をされますが、自分の内なる部分が人であったり事象であったりと映し出されると聞いたことがあるかもしれません。

ただ気をつけないといけないのは、相手の言動を不快に思ったら自分にも同じ部分があるのかも・・・と思ってしまうとしたら、それは間違い。

投影の本当の意味は、その対象の事象をとおして自分の中で何かが映し出されているという意味であって、相手がしていることが自分の中にあるのではありません。

対象の何かで自分の内側に映し出されることもありますが、必ずしも相手がしている行為が自分と同じではないことを覚えておいてください。

たとえば、上司の決めつけたような言い方に苛立つのは、人に対して寛容でなければいけない、人との価値観の違いを大切にしている価値観を自分は持っているということの気ずきだったり。

苛立ちのが起きた時に、その背後にあるものは何か?というのが本当の投影です。

世の中は解釈と認知で自分の世界が作られているので、反応するから自分にそれがあるというわけではないのですよね。何かを感じている、思っている、大して反応していないなどその時の自分の状態というだけの話。

モヤモヤした気持ちが残ったとしたら、そこから抜けるための答えを探してみるといいですね。ちょっとしたことであっても、抜けるための答えを探す行動が自分のための行動になり、より自分を大事にしていることを自覚できるでしょう。

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