2018.05.26
経験が教えてくれる

「観愛さんは更年期とか感じることありますか?」
と質問されました。
施術の準備をしている段階からとてもお疲れモードで目を閉じていたので『今日は体調不良なのかな・・・』と思っていたら更年期系の症状のせいだったのです。
年齢も40代後半で疲れ方が尋常じゃないらしく、市販されている更年期用のサプリメントを飲んでいるそうなのですが、予定が増えるとクタクタで動けなくなるそう。
疲れ過ぎている時はやはり休むことが先決。どうしてもやり残しのないように一日をきっちり終わらせたいと思うと無理をしがちなので上手く調整して、はじめて体験する今日という1日を研究していく必要があるのですよね。
私も今の年代は初めての体験なので日々、常に自分の状態と向き合っているところです。去年とは違う対処が出てきますが、これが経験だとしたら知恵が増えるわけで貴重だと思っています。
経験ということでいうと仕事、人間関係、健康など日常生活の中で不快な気分になることがあると思いますがその不快な状態は心の中から起こっていて
やりたい方向に事が進まない
今もっているものが奪われてしまう
求めているものが手に入らない
こういった時にストレスを感じるので心身のバランスを崩してしまいます。その崩れたバランスがまた新たな不快感情を生み出し、さらにストレスを強めるという悪循環の始まりになったりして・・・。
悪循環の流れに入ってしまったら他人に何かしてもらうことを考えるのではなく、自分で直接コントロールできるところを見出し方が解決しやすいものです。
『嫌な感じ』←何が嫌なのか?
『ひどいことする人いるな』←じゃどうしたらいい?
『なんて運が悪いんだろう・・・』←そこから何を変えるといいのか?
自分にできる対処行動を見つけていくと不快感情との向き合い方もわかるようになるので、不快感情そのものを何とかしようとするのではなく自分でコントロールできる思考にフォーカスして期待と現状のギャップを少なくしていきましょう。
何が起こっても対処によって最悪の状況にはなりません。たいていその事前対応をしなかったり失敗した時の経験を生かそうとしない時にストレスを溜め込む体質を作っているのではないかと最近よく思います。