女性の生き方
ラジオを聞いていると、パーパーソナリティの女性が大絶賛していた映画があって興味があったので『タリーと私の秘密の時間』を観てきました。
仕事に家事に育児と何事も完璧にこなしてきた主人公マーロは、3⼈⽬の⼦供が⽣まれて、ついに⼼が折れてしまう。そんな彼⼥のもとに夜だけのベビーシッターとしてタリーがやってきて、彼⼥はタメグチのイマドキ⼥⼦なのに仕事は完璧。マーロの悩みも聞き、⾒事に解決してくれる。
⾃由奔放なタリーと不思議な絆を深めていくうちに、マーロも本来の輝きを取り戻していくのだが、タリーは何があっても夜開け前に姿を消し、⾃分の⾝の上は決して語らない・・・という物語。
一番注目なのはあのスタイル抜群のシャーリーズ・セロンがリアルに18㎏の増量で役作りしているところ。その生活ぶりは夜中にドラマを見ながらカロリーの高いスナックを寝ながらほおばる、というシーンが何回か出てくるのですが
日中のバタバタした日常から解放させる夜中はホッとする自分時間。バタバタしている間は誰かのために生きているので慌ただしい日常は”やらねばならない”ことばかり。
しかし、人間はいつも『自分のために生きる』というところに自然に戻ろうとするのでそんな時にソファに寝そべってドラマを見ながらおいしいスナックを食べる・・・に行き着くところはリアルに表現されていて
子供が増えるたびに大きなストレスにさらされる母親の姿を見事に描いています。
今回の映画は一般的な女性の変化にフォーカスされていますが、妊娠出産を経験していないキャリアウーマン系の女性が見た時、自分ならどういった対処をしていくことがいいのかを考える未来の自分像を設定しておくいい機会になるかもしれません。
女性は忙しすぎると壊れるようにできています。
どんなに好きな仕事であっても目の前の業務に追われてしまうような働き方は向いていない。
仕事を忙しくし過ぎると美貌を失うことになるし(老化が早まる)、ゆとりの生活を選択しすぎると体が緩む(太りやすくなる)ということになったりして。
常に自分のキャパを超えない調整ということを日頃から心がけて、忙しくするなら癒しの時間も仕事の時間と同じぐらい確保する、だったりゆとりを選択したならその空いた時間に鍛える(運動)という時間を確保する・・・こうやってバランスを取ることが大事なのですよね。