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2024.02.09

忘れないための工夫

今日のプライベートクラスの生徒さんから
『何回も先生から聞いている話なのに、すぐに忘れてしまっている・・・。』
と反省されていました。

忘れっぽいというよりこれは脳の特性ともいうべきで、ある研究によると人は覚えたことを20分以内に半分を忘れ、24時間後には70%を忘れてしまうそうです。

これは脳が記憶の情報処理をしやすくするためだと考えられていて、全てのことを覚えていると、情報処理に負担がかかりすぎて、目の前の ”すべきこと” に集中できなくなってしまうのだとか。

忘れることによって、このような状態を防いでいるのです。脳にはワーキングメモリーというものがあり、記憶情報をメモ書きして一時的に保存しているのですが、メモ書きとして記憶できる容量には限界があります。

記憶はどんどん上書きされていくので、”これは大事だ!” とそう思っていることも、違う情報が重なっていくことで遠い記憶になり、そのうち忘れ去られてしまいます。

大事なことを忘れないようにするためには、リマインダーすることです。思い出せるように思考の癖づけをしていくことで記憶に残りやすい。

今日のクラスでも、たとえ大事なことを忘れたとしても思い出すように仕向けていけば、そのうち忘れずに ”行動することが日常“ という状態に変化していくと説明しました。

今自分にとって重要だと思うことがあるならば、忘れないようにクセ付けのために毎日続けていき、それが無意識でもできるようになるところを目指すといいです。

食後に歯を磨く・・・という行動のように、やっていることが自分にとって快適な状態になるように試行錯誤してみましょう。

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