2022.05.06
今を生きる

『過去に囚われ過ぎて、新しいことにチャレンジしたくても尻込みしてしまう・・・』
というシェアがありました。
過ぎたことを思い出して自分や他人を責めてしまうことがあるかもしれません。過去の嫌だったことを思い返すほど、不快な思いは強化されて苦しみは増えていくもの。
以前通ってくれた生徒さんで60代の方がシェアしてくれたのですが、亡くなった彼女の母親は昔の話をよくしていたらしく、覚えていなくていいようなエピソードや忘れてほしい出来事を話すたびに脳に刻んでいるようだったと言っていました。
そういえば、仙台の大ママも覚えていなくてもいいような苦労話を誰かに話しながら記憶をよみがえらせているように感じることがありますね。
意識が囚われてしまっているということは、その時に満たされない思いがあるからとも言われています。
そのことで視野が狭くなってしまい、目の前に心を満たしてくれるモノやコトがあっても気づけなくなり、日常の様々なことを過去の嫌な出来事に紐づけて考える思考のクセができます。
次第に満たされない状態を長引かせることになりかねない。
自分の心を満たしてくれるものは過去の記憶の中にではなく、目の前の世界の中にだけ存在しています。日々の生活を見渡してみると、やるべきことは山ほどあるのでは?!
立ち止まって今の自分に不満があるなら改善点を探してみてください。思考と行動を変えなければ、未来にまた悩みを抱えた自分が存在することになるのだから。