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2023.04.06

肯定的な解釈

クラスの合間に息子のクローゼットを片付けました。
『これから使うモノだけを持って行った。』
と本人は言っていたけれど、チェックすると春物や夏物のTシャツなど置いていっているし・・・。

休日など寮内で過ごす時に使えそうなロンTやスウェットのボトムなど、ベッド下の衣装ケースやサイクルガレージのスーツケースの中から何枚も出てきてびっくり。

今シーズンのものを新しく買おうとしているのかもしれません。高校生の時は特に毎シーズン彼のファッションの好みが変わって、前年に購入したものは翌年は全く着れなくなっている傾向があり、気になっていました。いつもお金を出しているのは私なので、大事に着てほしいと思ってしまうのですよね。

私も10代20代はとにかく洋服の数で勝負という感じで、109など安いショップでペラペラのカットソーなどよく買っていました。すると翌年は生地が安っぽくクタクタなので、結局は捨てることに・・・。

こういった経験から、息子には
『安すぎる洋服で数を増やすのではなく、ある程度素材の良いものを選んで大事に着てほしい。』
ということを伝えましたが、まだまだ理解できない年代。それでも口うるさく言えるのは親しかいないので、根気よく伝えていくしかありません。

さて話は変わりますが、起きた出来事は変えることができないけれど、その出来事をどう捉えるかは選択が可能です。たとえば、予想外の出来事に対して、リスクと見ることもできれば、チャンスと見ることもできるということ。

望む結果に至らなかった時に、『無駄な努力になった・・・』と思うのか、『成長のための学びになった』そう思うのか。

行く手を遮られた時に、『もうダメだ・・・』と諦めるのか、『別の道があるかも』と、このように希望を描くこともできます。

何かを手放さなければならなくなった時に、“損失”と捉えることもできれば、“新しいのを受け入れる余裕ができた”と捉えることもできます。

出来事は変えられなくても、解釈は変えられる。このことに気づくことができれば、モノゴトを柔軟に見られるようになり、臨機応変な対応が可能になるのではないでしょうか。

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